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水琴窟 24
水琴窟 24 問、慈悲と智慧の問題 答 北森嘉蔵と言う学者に『神の痛みの神学』という著書があります。敗戦後の占領軍が日本を統治して居た頃に、この本は書かれたもので、当時の厳しい検閲の中ではとても出版は許されないと思い、ガリ版で一... -
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水琴窟 23
水琴窟 23 問 前念命終、後念即生とは 答 善導大師の、往生礼賛の文であります。この『前念命終』を今生の命の終わりと考え、『後念即生』を来生と考えれば、往生は死後の事となります。其処から往生とは死ぬ事と考えられるようになりました。 平安時... -
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水琴窟 22
水琴窟 22 問 二尊教について 答 二尊教は、釈迦牟尼佛と阿弥陀如来が、別々の役割を果たしながら、一致して衆生救済を果たして行く宗教であります。 宗教は本来多神教から進化して一神教に成ったと言われています。確かに現在では、一神教の構造が宗... -
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水琴窟 21
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水琴窟 20
水琴窟 二十 問、仏像を拝む意味 Ⅱ 答、善導は観経疏に『応心即現』と言いました。『心』とは人間の心の底に隠れている。『真実に遇いたい』と言う『人間至奥の要求』であると云いました。如来は此の『心』に応えて『東域に影臨す』と言われます。 『そ... -
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水琴窟 19
水琴窟 十九 問、お浄土は何処にあるの 答、お浄土は西方十万億土の彼方に在ると云うのは、大無量寿経に書かれてある神話的表現です。それはどいう事なのかを考えてみる必要があります。 大無量寿経によれば、国王であった人が、世自在王佛の説法を聞き、... -
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水琴窟 18
水琴窟 十八 問、摂取不捨とは何う言う事。 (続き) 答、 阿弥陀経和讃に、 十方微塵世界の 念仏の衆生をみそなわし 摂取して捨てざれば 阿弥陀と名ずけたてまつる。 (11の20) と言われています。阿弥陀仏と言う名は、十方の衆生... -
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水琴窟 17
水琴窟 十七 問、摂取不捨とは何う言う事ですか。 答、 ( 歎異抄には『弥陀に誓願不思議に助けられまいらせて、往生をば遂ぐるなりと信じて、念仏申さんと思い立つ心の発る時、すなわち、摂取不捨の利益にあづけしめたもうなり』(23の1)とあり。ま... -
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水琴窟 16
水琴窟 十六 問、悪人が救われる本願なら、どんな悪い事をしてもいいの 答、 これは大事な質問です。ですから、歎異抄にも大切にとりあげてあります。仏教は『諸悪莫作、衆善奉行、自浄其意、是諸仏教』(過去七佛通誡偈)と言って、諸悪を作る莫れと戒め... -
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水琴窟 15
水琴窟 十五 問、仏像を拝む意味は (続き) 答、 (続き) 渡辺氏と二葉氏の論争を長々と述べましたが、『日本の仏教』は今も読まれて居ますので。参考になればと思い煩を厭わず引用いたしました。 二葉氏は更に批判を続けていますが、要...