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水琴窟 42
水琴窟 42 問 不回向の行 答 親鸞聖人は『誠に是れ、大小・凡聖・定散・自力の回向に非ず。故に『不回向』と名くるなり。然るに微塵界の有情、煩悩海に流転し、生死海に漂没して、真実の回向心無し、清浄の回向心無し、』と言い、更に、『三... -
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水琴窟 41
水琴窟 41 問 運命論と縁起の法 答 世間でば、運が悪かったと悔んだり、運良く助かったと喜んだりしていますが、佛教では、縁起の法と言う教えが説かれています。運と縁どう違うのでしょうか。 運と言っても縁といっても、所詮、世間では同じことのよ... -
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水琴窟 41
水琴窟 41 問 運命論と縁起の法 答 世間でば、運が悪かったと悔んだり、運良く助かったと喜んだりしていますが、佛教では、縁起の法と言う教えが説かれています。運と縁どう違うのでしょうか。 運と言っても縁といっても所詮同じことの... -
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水琴窟 40
水琴窟 40 問 吉凶禍福に惑う 答 般舟三昧経に言わく、『・・・自ら佛に帰命し、法に帰命し、比丘僧に帰命せよ、余道に事うることを得ざれ、天を拝することを得ざれ、鬼神を祀ることを得ざれ、吉良日を視る事を得ざれ』(12の198)... -
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水琴窟 39
水琴窟 39 問、三願転入に就いて (続き) 答、 親鸞聖人は『転入』と言う体験を必ずしも『驚天動地』の体験としては、表現して居ないと申しました。 入信の動機を、能く、『見性体験』と言われますが、その様な特殊な経験をした人もあるで... -
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水琴窟 38
水琴窟 38 問、三願転入に就いて 答、 三願転入とは、化身土巻本の終わりに説かれる御自釈で、重要な問題を指摘される一節です。 三願とは、十八願、十九願、二十願の三願ですが。この願を、十九願から、二十願へ、更に十八願へと転入する... -
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水琴窟 37
水琴窟 37 問 定散の自心に迷う 答、前号に続いて、もう一つの問題が『定散の自心に迷う』と言う問題であります。これは、浄土門の中の問題です。第二十の願が誓われている意義が此れであります。何度も申しましたが、中国では... -
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水琴窟 36
水琴窟 36 問 自性唯心に沈む。 答 信巻別序の言葉であります。 『然るに末代の道俗近世の宗師、自性唯心に沈んで、浄土の真証を貶し、定散の自心に迷うて金剛の真信に昏し。』と言われています。 そこで、まず『自性唯心に沈む』と言う問題... -
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水琴窟 35
水琴窟 35 問、純粋贈与 答 母の胸に抱かれて、無償の愛を享受した幼児体験を持っていない人は、一人もいないのでありましょう。仮令、母の縁は薄くとも、母に代わって育てて呉れたお蔭で、今この身があるのです。この無償の愛に、お返しし... -
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水琴窟 34
水琴窟 34 問、宿善開発 答 御文 二帖目、第十一通(29の25)に、『宿善開発して善知識に遇わずば往生は叶うべからざるなり』とあります。これは、元、覚如上人の『口伝鈔』の文に依るのであります。 『口伝鈔』(25の3)『然るに...