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水琴窟 33
水琴窟 33 問、篤く、三宝を敬へ(続き) 答 家内に『サンガに帰依する』に就いて、どう思うかと聞きました。すると、暫らく考えていましたが、昔、大森先生に『どうしたら良い坊守に成れますか』と質問したら、大森先生から、『住職のお話... -
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水琴窟 31
水琴窟 31 問、念仏は行である 答 『南無と言うは即ち是れ帰命、亦、是れ発願回向の義なり。阿弥陀仏と言うは、即ち其の行なり』と、善導大師は言われます。 南無阿弥陀仏は行であります。但し、如来の行であって、人間の行ではありません。... -
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水琴窟 30
水琴窟 30 問、無宿善の機 答 御文 三帖目 第十二通に、『夫れ当流の他力信心の一通リを勧めんと思わんには、まず宿善無宿善の機を沙汰すべし・・・、無宿善の機は信心を取り難し。まことに宿善開発の機は自から信を決定すべし』と蓮如上... -
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水琴窟 29
水琴窟 29 問 果遂の誓いに帰してこそ。(続き) 答 第二十願の意義について、親鸞独特の領解があることを述べて来ました。も う少し言いたいことがあります。 それは、『おしえざれども、自然に、真如の門に転入する』と言う和讃の意 味です... -
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水琴窟 28
水琴窟 28 問 果遂の誓いに帰してこそ 答 二十願の事を果遂の誓いと言います。『果たし遂げずんば、』と言う如来の 大悲の願いの故であります。この第二十の願に特別の意味があることを見出し た人は、大無量寿経の作者と、親鸞聖人の二人だ... -
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水琴窟 27
水琴窟 27 問 眷属長寿の願 答 先に、永遠の今と言う事を申しました。それに就いて眷属長寿の願の事を 述べましたが。もう少しそれに就いて言いたい事があます。 『永遠の今』とは、日常的時間の中に、『永遠』なるものが、殻を破って入 っ... -
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水琴窟 26
水琴窟 26 問 真実と方便 答、世間では『嘘も方便』と言う俗諺があって、一時期、創価学界が浄土真宗の『方便法身の尊像』を批難する為に使用したことがありました。今では、流石にそんなことは非難に成らないことが証明されまして、誰も... -
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水琴窟 25
水琴窟 25 問、慈悲と智慧の問題 (続き) 答、曽我先生と北森先生との対談で、曽我先生が『仏教の慈悲と言う考え方は、貴方が言われるような悲と云う事に徹しなければ本当のものに成らないでしょう』と言われたと云う事がありました。そ... -
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水琴窟 24
水琴窟 24 問、慈悲と智慧の問題 答 北森嘉蔵と言う学者に『神の痛みの神学』という著書があります。敗戦後の占領軍が日本を統治して居た頃に、この本は書かれたもので、当時の厳しい検閲の中ではとても出版は許されないと思い、ガリ版で一部に人に読... -
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水琴窟 24