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水琴窟 38
水琴窟 38 問、三願転入に就いて 答、 三願転入とは、化身土巻末に説かれる御自釈で、重要な問題を指摘される一節です。 三願とは、十八願、十九願、二〇願の三願ですが。この願を、十九願から、二十願へ、更に十八願へと転入すと言う訳で... -
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水琴窟 39
水琴窟 39 問、三願転入に就いて (続き) 答、 親鸞聖人は『転入』と言う体験を必ずしも『驚天動地』の体験としては、表現して居ないと申しました。 入信の動機を、能く、『見性体験』と言われますが、その様な特殊な経験をした人もあるで... -
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水琴窟 39
水琴窟 39 問、三願転入に就いて (続き) 答、 親鸞聖人は『転入』と言う体験を必ずしも『驚天動地』の体験としては、表現して居ないと申しました。 入信の動機を、能く、『見性体験』と言われますが、その様な特殊な経験をした人もあるで... -
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水琴窟 55
水琴窟 55 問、聖道門をさしおきて、選んで、浄土門に入れ。 答、仏道成就のための、第二の関門が、『聖道門を閣きて、選んで浄土門に入れ』と言う問題であります。これは、法然上人の選択集にある『三選の文』の言葉で有ります。(12... -
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水琴窟 54
水琴窟 54の5 問、仙経ながく焼き捨てて 答、曇鸞大師は、四論の講釈をやりかけた所、たまたま病気になり、之では四論の講釈も出来ないと思い、その頃中国で流行っていた道経に目をつけて、早速、陶弘景という道教の名師について、長生不... -
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水琴窟 53
水琴窟 53の5 問、三願・三機・三往生 (続き) 答 第二十願の続き、 第二十願を、難思往生と申します。之は、第十八願の難思議往生の『議』の一字を抜いて、第十八願の、難思議往生に一歩劣ると言う事を表す爲で有ります。 『一歩劣る... -
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水琴窟 52
水琴窟 52 問 三願・三機・三往生 答 ①、至心信楽之願(第十八願) 正定聚之機 (12の55) 必至滅度之願 難思議往生 (12の118) 仏説無量寿経 真実之教 浄土真宗 (... -
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水琴窟 51
水琴窟 51 問 定善と散善 答 観無量寿経には、定善と散善の教えが説かれて居ると言われています。所が、この二つの教えについて、善導大師は定善は韋提希の請によるが、散善は釈尊が自ら説かれたもの〔佛の自説〕であると強調されます。... -
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水琴窟 50
水琴窟 50 問 ユングの観無量寿経の論文 (ユング心理学撰書5、創元社、1995刊) 答 ユングには、〔『浄土の瞑想』観無量寿経によせて〕と言う論文があるのです。 古沢の『阿闍世コンプレックス』と言う論文に対して、フロイトは関心... -
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水琴窟 40
水琴窟 40 問 吉凶禍福に惑う 答 般舟三昧経に言わく、『・・・自ら佛に帰命し、法に帰命し、比丘僧に帰命せよ、余道に事うることを得ざれ、天を拝することを得ざれ、鬼神を祀ることを得ざれ、吉良日を視る事を得ざれ』(12の19...